便秘に効くDHAサプリを過剰摂取すると下痢になる?DHA・EPAの副作用とは!

青魚に多く含まれるDHAとEPA。血液をサラサラにしてくれて生活習慣病が予防できるし、アレルギーにも、脳にも目にもいいなんて聞いてしまうとすぐにでもたくさん摂り入れたい!と思うかもしれません。

 

でも、そこでちょっと気になるのが体にとって副作用はないのかな?ということ。

果たしてDHA・EPAは体にとっていいことだらけで、摂取すればするほど健康になれるものなのでしょうか?

 

DHA・EPAはもともと体内に存在している成分ですので体に害があるとは思えませんよね。はい、そうです、基本的には安全です!

積極的な摂取が推奨されているくらいですもんね。

 

ですが”基本的に安全”という言い方をしたのは理由があります。

持病のない健康な人が適切な摂取量・方法を守って摂り入れる分にはまったく問題のない安全な成分なのですが、実は摂取しすぎるとかえって体に弊害を起こしてしまうこともあるそうです。

過剰に摂取すると体に害を及ぼす、つまりは副作用を起こすこともあると言います。

 

普通に食事で口にする魚にも含まれている成分だからと安心しきっている方もいるかもしれませんが、ほんの少しだけ注意をする必要もあるのです。

 

DHA・EPAは、いくら健康に良くても過剰摂取は禁物

 

にっくき中性脂肪や悪玉コレステロールを減らしてくれたり、脳細胞を活性化してくれたり、魅力的な作用がたくさんのDHAとEPA。

 

こんなにもいいことづくしの成分なのだから、できるだけ多く摂取したい気持ちになるのもわかります。

 

しかし、体にいいから、忘れっぽい性格だから、と一度にまとめてたくさんの量を摂取していると、健康のためと思っていたものが逆に吐き気や下痢などの不快な症状を引き起こすことがあります。

 

体に摂り入れるほとんどの成分がそうであるように、DHA・EPAにも適量があり、大量に摂取したからといって効き目が早くなったり、より健康になれるというわけではないようです。

 

[st-kaiwa1]いくら素晴らしい効果があるからと言っても、DHA・EPAは必要な量・定められた量を毎日続けて摂取することがとても大事なのです。[/st-kaiwa1]

 

では、どれくらい摂取すると「過剰」になるのでしょうか?

 

まず日本では、1日1g(1000mg)以上のDHA・EPAの摂取が推奨されており、18歳以上の男性の場合だと1日にDHA・EPAの合計が2.0〜2.4g18歳以上の女性は1.6〜2.0gの摂取が望ましいとしています(厚生労働省 日本人の食事摂取基準2015年版)。

 

国によって推奨されている摂取量にも若干バラつきがありはしますが、日本では上記の数字からもDHAとEPAを合計して1日3g(3000mg)までに留めていたほうが良さそうだと言えます。

 

サプリメントであれば成分の含有量がわかりやすいのですが、魚などの食事から摂取する場合はいちいち計算しなければいけないの!?と逆ギレしそうなあなたはイライラ緩和と精神安定の作用を求めてDHA・EPAを積極的に摂り入れたほうがよいかもしれません。

(というのは半分冗談ですが、ストレス気味である方以外でも、そのほかのDHA・EPA効果を詳しく知りたい方は《DHAとEPAの効果》をお読み下さいね。)

 

[st-kaiwa1]でもご安心下さい、通常の食事の中で魚を食する程度であれば過剰摂取の心配はありませんよ。[/st-kaiwa1]

 

魚の種類や調理法でもDHAとEPAの摂取量は変わりますのであくまでも目安ではありますが、DHA・EPAの1gはというと、青魚の刺身で5切れほど、焼き魚であれば中くらいの青魚1尾程度(おおよそサンマなら1尾、いわしなら2尾)で摂取できます。

 

秋刀魚

この換算でいくと、毎日毎食(3食)青魚を食べるような人であれば注意したほうが良さそうですが、なかなかそういう人もいませんよね。

 

一般的に魚を多く食べていると思われる日本の50代〜70代の世代でも、平均して1日600mg前後の摂取量だというデータもあります。

昔に比べて食の欧米化が進んだ現代では魚離れも言われていますので、40代より下の世代は600mgにも達していないと考えるのが妥当かと思います。

 

このことからも、普段の食事で定期的に魚を食べているくらいの方であれば過剰摂取の心配は無用ですし、それでもかえって推奨量には不足している場合が多いのではないでしょうか。

 

しかし、心配なのはサプリメントでDHA・EPAを摂取している方です。

サプリメントは簡単で気軽に目的の成分を摂取することができるとても便利なものではありますが、その分簡単に過剰摂取してしまう側面も持ち合わせているということになります。

 

サプリメントを服用している方はその服用方法に従って摂取量を守るのはもちろんのこと、魚をよく食べる方でDHA・EPAサプリメントも服用している場合は、その摂取量に気をつけなければいけません。

 

DHA・EPAの過剰摂取による副作用の具体的な症状は

吐き気、下痢、胃もたれ、胸やけ、お腹の膨満感、鼻血がでやすい、出血が止まりにくい

といったものがあげられます。

 

DHA・EPAは脂肪酸(=油)ということもあり、体調不良など胃腸の状態にもよりますが、過剰に摂取しすぎると消化不良を起こしたり胃腸に負担がかかるということが考えられます。

また、成分のもつ血液をサラサラにする作用により、摂取しすぎることでちょっとした怪我などでも出血が止まりにくいということが考えられるようです。

 

魚も好きでサプリメントも欠かさないという方は、魚を食べ過ぎた日はサプリメントを控えたり量を減らすなど、サプリメントでの摂取量を調整した方がよいですね。

 

サプリメントを服用するようになってから前述のような過剰摂取による症状が表れ始めたというような方は、まずは毎日の摂取量を見直し、場合によってはサプリメントの服用を一旦中止して様子を見た方が安心です。

 

偏りのない食生活の範囲中で魚を食べている方は無用な心配をする必要はありませんし、サプリメントを摂り入れている方はその用法をしっかり守ってさえいれば、過剰摂取に対して過敏に心配しなくても良さそうですね。

 

血液凝固阻止剤など薬を服用している方は飲み合わせに注意

DHAとEPAは適切な摂取量さえ守れば安心安全で私たちの体にあらゆる効果をもたらしてくれる成分ですが、過剰摂取による副作用のほかにも気を付けるべきことがもうひとつだけあります。

 

それは薬との飲み合わせです。

 

もともと出血すると止まりにくい傾向のある方や、ワーファリン、ワルファリンカリウムなどといった血液をサラサラにする薬・固まりにくくする薬(血液凝固阻止剤)を服用している方は注意が必要です。

 

DHAとEPAには血液をサラサラにして血栓をつくりにくくし、血流を良くするという作用があります。血液凝固阻止剤となる薬の効能とよく似ていますよね。

ワーファリンなどの血液凝固阻止剤がもたらす効果とDHA・EPAがもたらす効果で、その作用が過大になってしまう心配があるのです。

 

具体的には出血しやすい、出血が止まりにくい、出血した血が固まりにくいといった状態になり、貧血になることも考えられますし、出血するような病気は重くなってしまうという可能性もあります。

 

そのほかの飲み合わせでは、血圧を下げる薬を服用している方も注意が必要です。

 

DHAとEPAには血液をサラサラにしてその結果として血圧を下げる作用もありますので、降圧剤・高血圧薬との相乗効果により血圧が下がりすぎてしまう心配が出てくるのです。

 

このように血液凝固阻止剤や降圧剤・高血圧薬を服用されている方に、血が止まりにくかったり、ほんのちょっとした怪我で出血を起こしたり鼻血が出るといったようなDHA・EPAの副作用と思われる症状が表れやすいそうです。

 

通常の食事で魚から摂取する分にはあまり心配しなくても良いのですが、持病をお持ちの方、薬を服用している方の中でDHA・EPAのサプリメントの摂取を考えている方は、各人の薬の服用量にもよりますので医師に相談するなどし、より慎重になる必要があります。

 

DHA・EPA注意点のまとめ

 

幅広い世代に魅力的な効果のあるDHAとEPAですが、日本人には身近な食材である魚から摂取できる成分でもありますし、便利なサプリメントも数多く流通していますので、比較的摂り入れやすい成分ではないでしょうか。

 

過剰摂取での副作用や降圧剤・血液凝固阻止剤との併用には注意が必要ですが、基本的にそのふたつさえ気を付けていれば、安心安全で容易に摂取することのできる健康サポート成分と言えます。

 

飲み合わせに注意が必要な薬を服用している方も、必ずしも摂取厳禁というわけではなく、それぞれ薬を服用するに至った症状の程度も薬の強さ(量)も様々ですので、自己判断はせずにまずは医師に相談してみたほうが安心ということですね。

 

また、DHAやEPAサプリメントは製造工程でアレルギーの原因となるアレルゲンを除去しているので特に問題はないと言われていますが、もともと魚アレルギーの方はサプリメントでの摂取も心配でしょう。そのような方も事前に医師に相談すると安心です。

 

せっかくの身近な食材や便利なサプリメントで簡単に得ることができる有効成分です。安心して毎日の生活に摂り入れたいものですよね。

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